肌荒れの原因になる注意すべき食べ物とは?⑥

  • 納豆やキムチなどの発酵食品

発酵食品にはいわゆる善玉菌が多く含まれ、腸内環境を整える効果があるため肌の状態を整えるのに効果があるとされています。また大豆にはタンパク質やビタミンBが豊富に含まれることも、肌によいとされる理由です。納豆以外にも味噌・漬物・キムチなど、いろいろな種類の発酵食品を日頃から食事にとりいれるようにしましょう。

 

  • ナッツ類

ナッツ類は食物繊維やビタミンEを豊富に含むものが多いため、抗酸化作用や肌のくすみを改善する効果が期待できます。特にクルミには老化やシミの原因になる活性酸素を抑える働きをもつ、強い抗酸化作用があるポリフェノールが多く含まれています。ただし、ナッツ類は食べ過ぎるとカロリー過多になってしまうので注意しましょう。

 

  • ゆで卵

卵黄にはビタミンBの一種であるビオチンが含まれているため、卵を食べると美肌効果が期待できます。ただしビオチンは、加熱調理したほうが効率的に摂取できる点に気をつけましょう。これには卵の白身に含まれるアビジンという物質が関係します。アビジンはビオチンの吸収を妨げる作用がありますが、加熱するとその働きが低下します。そのため、ビオチンの効果を期待するなら加熱調理した卵を食べたほうがよいのです。

 

肌荒れ予防のために気をつけたい食事の時間

夜遅い時間に食事をとると睡眠中にも消化器官が活動しなければならないため、結果として睡眠の質が低下してしまいます。睡眠は健康な肌をキープするのに重要な要素です。肌荒れを防ぐためには、夜遅い時間の食事は避けましょう。

 

まとめ

肌荒れはストレスや不規則な生活習慣だけでなく、日々の食事と密接に関係しています。どのような食べ物が肌によいのか、どういったものを食べすぎるとよくないかを知るだけでも日々の食事を見直すきっかけになり、食べ物の選び方も変わるでしょう。バランスのよい食生活を心がけて、これからは内側からもすこやかな肌づくりをしましょう。