肌荒れの原因になる注意すべき食べ物とは?②

また、肌荒れに関しては「酸化」も重要なキーワードです。人間は酸素を吸い、エネルギーを消費しています。こうした酸素の一部は、活性酸素フリーラジカルに変換され、人間の身体を構成するタンパク質や脂質、さらにはDNAまで傷つけ、老化を促進させる原因といわれています。これが「体のサビ」ともいわれる酸化です。

 

食べ物のなかにはそうした酸化を防ぐ「抗酸化作用」を持っている物があるので、そういった食べ物を意識的に摂取することが、肌荒れや老化予防にもつながります。

 

肌荒れの原因になりやすい食べ物

肌にとって良くない食事とは、どのようなものでしょうか。シンプルにいえば、それは「過剰な糖質と脂質」です。タンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素はすべて身体にとって必要な栄養素ですが、糖質と脂質は摂りすぎることで肌荒れの原因になるのです。どのような食べ物をとると糖質や脂質が過剰になりやすいか、実際に例をあげてみていきましょう。

 

  • 脂っぽい食べ物

肌荒れ原因となる代表的な食べ物といえば、スナック菓子や揚げ物などがあげられます。スナック菓子は小腹が空いたときにも気軽に食べられ、満足感が得られる人気の高いお菓子です。しかし、脂質が多く含まれ、日常的に食べていると脂質の過剰摂取になりがちです。脂質の摂りすぎによって皮脂の分泌が促され、ニキビや肌荒れの原因になる場合がありますので気をつけましょう。また三大栄養素のエネルギーはタンパク質と炭水化物が4kcal/gであるのに対し、脂質は9kcal/gと高カロリーです。スナック菓子の食べ過ぎによる肥満にも注意したいところです。